みなさまこんにちは!出口です。
びっくりするくらいご無沙汰しておりました。
ご無沙汰しすぎてお前誰やねん?と思われている人も沢山いらっしゃることかと思います..。

私がHOT TOPICSの更新をおサボり(MATSURIのローンチで多忙を極めた&その後出産し育休に突入)していたことで、なんとなんと・・・1年半も間があいてしまいました。

ちらほらともう書かないの?実は楽しみにしてるよという声が社内外から聞こえてきたり聞こえてこなかったりした中、代表の藤田からいつ書くの?まだ書かないの?書いてよ・・・と言われ続け、やっと書く決意をして今に至ります。

 
 

 

● ちとせぐんぐん成長中

久しぶりにちとせに本格的に戻ってきたら、オンラインでの会議や交流会などで画面に並ぶ顔ぶれが知らない人だらけに…!?
数えてみると、昨年度46名、今年度もすでに21人もの人たちが様々な形でちとせに参画してくださっていました。そりゃあ知らない顔だらけにもなるはずです..。

ところで、昨年末にご案内を差し上げたのでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、実は2021年10月でちとせグループは発足から10周年を迎えました。
▶10周年特設サイトはこちら

2011年のグループ発足当時、つまりCHITOSE BIO EVOLUTIONというホールディングスカンパニーをシンガポールに設立した時点でのメンバーの数はなんとたったの12名。2022年6月時点でのメンバーの数はなんとなんと266名…!特に、マレーシアのキャメロンハイランドにあるちとせファームの現地メンバーの数がいつのまにか70名近くに増えていたことは、休み明けイチの驚きでした。

グループ戦略の変更に伴う社内体制の変化があったり、拠点が増えたり大きなプロジェクトが動き出していたりと、様々な変化があったこの1年。簡単にではありますが、掻い摘んでご紹介したいと思います。

 
 

 

ロゴマークをリニューアルしました

ちとせはこれまで、事業ごとに会社を分け、それぞれの会社ごとに資金調達をする戦略、つまり、それぞれのプロジェクトを会社として羽ばたかせることを優先した戦略で動いていました。しかし今の時代、評価額10億ドル以上のユニコーン企業のような大きなベンチャーに注目(資金?)が集まるという風潮があります。
また、ちとせで取り組んできたプロジェクトの中で3桁億円レベルの資金が必要なプロジェクトが増えてきたことから、各会社ごとに莫大な資金を集める機能を持つというのは難しくなってきました。

そこでグループの成長戦略に合わせて、“メガベンチャー” という強みを活かせるようにホールディングスで資金調達をする戦略へと方向転換しました。
そしてこの戦略変更に伴い、ロゴマークをシンプルにCHITOSEのみに変え、鶴+CHITOSEの視認性をアップさせました。

実は昨年度から、腸内細菌の共同研究を行っている香川県のJリーグチーム『カマタマーレ讃岐』のユニフォームにロゴを載せていただいているのですが、旧ロゴだとCHITOSEの文字が細すぎて目立たなかったというのもリニューアルを決意するきっかけになった出来事です。

▶シンボルの鶴マークやフォントに込めた想いなどは以下の記事参考
https://journal.chitose-bio.com/hottopics52/#a

今後、世界中でバイオエコノミー産業が本格的に立ち上がり、石油から作られているものがどんどんバイオ由来に置き換わっていくと考えられます。

ほんの5年程前まではバイオ由来の石油代替品に対して投げかけられる言葉は、「で、それいくらでできるの?」でした。
ところがここ最近では、「で、どれだけの量できるの?」に変わってきました。
この変化はつまり、高くてもバイオで作ろうという世界に変わってきたということです。

鶴マークが付いていれば安心できるバイオ生産品であり、”鶴マークの存在=世界がバイオエコノミー色に染まっていくことの象徴” となるよう、メンバー一同着実に前進していきたいと思います。

 
 

 

財務戦略部(Financial Strategy Division)発足!

前章で書いたとおり、ホールディングスで大きく資金調達する戦略に方向転換するにあたり、昨年秋にちとせグループの成長戦略を財務面から支える財務戦略部(Finacial Strategy Division)が発足しました。

財務戦略部を率いるのは、ちとせの副社長を務める今井です。

・今井正之(銀座に行けば会えます。)


皆様こんにちは。

これまで蓄積してきた基盤技術を礎に大規模設備投資→大規模生産販売に乗り出し、バイオで世界を塗り替える = SPLASH BIO on the EARTHという夢の実現を目指すちとせグループ。そのための大規模資金調達を行うのがFSDのミッションです。私自身、これまで34年間金融の世界で生きてきましたが、当社に入社して9か月たった今、これまでの34年間はちとせを世界に送り出すための助走期間だったと思っています。
一緒に夢を叶えましょう!


財務戦略部では、人材を絶賛募集しています!
気になる方はぜひ recruit@chitose-bio.com までお問い合わせを。

 
 

 

京都と長岡に拠点ができました

昨年4月に京都(京都大学内)と長岡(長岡技術科学大学)に拠点ができ、ちとせのメンバーが駐在しています。この2箇所は、川崎にある野川ラボと合わせてバイオ生産の開発拠点となっています。3つの拠点をデータ連携し、AIを活用して微生物の種類や目的生産物に合わせて最適な条件を導き出すシステムの技術開発を加速しています。

▶参考記事
発酵xAIで進む未来の食づくり。ちとせ研究所がリードする発酵研究 bySustainable Japan Magazine
https://sustainable.japantimes.com/jp/magazine/03

長岡では、バイオ生産の他にも『千年農業』を日本で拡げていくための取り組みも行っています。去年一昨年に続いて、今年も長岡市が誇るブランド米”金匠米”とのコラボレーションを行うほか、持続的な農業に取り組んでいる市内の生産者と消費者との間の懸け橋となるべく動きを加速していきます。

▶参考記事
新潟県長岡市とちとせグループ ちとせグループが掲げる『千年農業』を拡げる活動の日本第一弾としてコラボレーション
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000034251.html

ここで、それぞれの拠点を牽引してきたメンバーから一言ずついただきます!

・京都 by 河合哲志 Ph.D.(バーでテナーサックスを吹いている博士)


京都拠点の立上げを担当した河合です。本拠点には30L容培養装置10台・800mL培養装置6台を設置し、その仕様はNEDOバイオものづくり事業で設定された標準培養装置を準拠したものとなっております。好気から嫌気まで幅広く対応する仕様となっており、試作、菌株への問題抽出、プロセス開発など様々な用途に対応するために設備を整えました。この規模の培養装置を新規導入することは初めてのため予想以上に大変でしたが、現場の奮闘により環境整備が完了しました。さらに本装置はAIを活用した培養制御を実現すべくシステム開発も進めており、メーカーの異なる培養装置を一括で管理可能なシステムも開発しています。今後は新規技術開発および試作生産の場としてさらに発展し、新しい培養の世界を切り開いていきたいと思います。


・長岡 by わたべる(マレーシアの農家のおじさん達に飲まされて、気がついたら側溝に落ちていた男)


こんにちは。ちとせ最北の拠点、長岡ハブのわたべるです。主にバイオ生産に関わる研究を長岡で進めています。最北の拠点となると南の拠点と気候の違いが大きく、社内でオンラインMTGをしていると、南の拠点との天気・服装の違いに驚かされます。そんな寒い長岡ハブですが、地元長岡市や長岡技科大のご協力のおかげで、産官学が一体となって研究室から飛び出してバイオの取り組みを実践できる熱いフィールドになってきました。寒いけど熱い、バイオの取り組みを今後も増やしていきたいなと思います。


 
 

 

八ヶ岳に拠点が増えます

育休中、八ヶ岳という言葉が社内でやたらと聞こえてくるなあと思っていたら、いつのまにか八ヶ岳に拠点ができようとしていました。

まだまだ整理しきれていないことも多く、大々的にはじめました!と言えるまではあと少し時間がかかりそうではありますが、3月に開催した地域住民の皆さまへの説明会の内容が記事になっているので以下にご紹介しておきます。

▶八ケ岳農業実践大学校 ちとせ研究所と連携へ
http://www.nagano-np.co.jp/articles/91653

我々としては、農業大学校の再生を通して千年農業を日本中に拡げていきたい、つまり八ヶ岳の地を千年農業のハブにしたいと考えています。

そんな中、昨年末一足先に八ヶ岳に移住して活動してくれているメンバーから、現状やこのプロジェクトへの想いを書いてもらいました!

・松浦江里(キャンピングカーでどこにでも住めるタイプ)


長野県諏訪郡原村よりこんにちは!松浦です。八ヶ岳中央農業大学校という学校と協業をしていく計画で4月より現地に駐在をしています。八ヶ岳西麓標高1300mの場所に位置しており、敷地面積は267ヘクタールあります。避暑地で有名なエリアですが、冬はマイナス15度にもなる場所で北海道の根室と同じ温度帯のため、野菜が栽培できる時期が非常に限られています。例えば桜が満開になったのは4月29日。関東と比べると1ヶ月は季節が遅く、また今年は雪が多くて播種作業が遅れましたが、3月上旬にちとせメンバーにハウス設営や播種作業を手伝ってもらい、今週ようやくタマネギの定植が完了したところです。耕畜連携の持続可能案農業の展開とともに、今後は産学連携なども視野にいれて研究資金なども獲得できるようがんばります!


・松村尚和(合言葉は「にゃー」)


こんにちは、HOT TOPICSへの投稿は新人挨拶(Vol.63)、植物ルネサンスとティエラポニカの三井化学グループ様の技術交流会「Tech Finder」への出展と社長インタビュー(Vol.64)の時以来、3年ぶり3度目となる松村です。ちとせは八ヶ岳で農産を中核とした事業を行う予定です。東南アジアで農業を行っているちとせグループですが、国内で行うのは初めてとなります。そのため、仕事の内容、働き方、求められる人材の個性など、これまでと異なったものを模索していく必要があります。ちとせグループがいままで培ってきたものに共感し、八ヶ岳から大きく千年農業を発信できるような仲間を、より多く迎え入れられるようにして行きたいなと思っています。

八ヶ岳の他にも、拠点開設の準備が進んでいると聞いています。
発表できる状態になったらお知らせ致しますね!

 
 

 

● 色々な記事や動画のご紹介

”MATSURI” のメディア掲載記事

昨年5月に発足した、藻類産業の構築を目指すプロジェクト “MATSURI”。
藻類の大規模培養に強みをもつ我々が旗振り役となり、生産から販売まであらゆる業界から様々な役割を担う企業等と共に産業構築を目指す取り組みです。
企業や自治体など20機関でスタート、直近では、資生堂なども加わり6/1時点で40機関・1個人がMATSURIに参加してくださっています。

▶MATSURIのWEBサイトはこちら
https://matsuri.chitose-bio.com/

・Bloomberg
「藻で産業構築へ日本企業タッグ、培養設備は売り上げ年1000億円見込む」

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-01-25/R5WFNXDWX2PT01

・Forbes
「創薬や美容品にも用途拡大、「藻類産業」がいよいよ離陸へ」

https://forbesjapan.com/articles/detail/46332/1/1/1

・NewsPicks
「「藻を第二の石油に」バイオベンチャーの大胆な戦略」

https://newspicks.com/news/5957439/body/

 

東南アジア農業の紹介動画

2015年にいちごの生産からスタートしたマレーシアキャメロンハイランドでの東南アジア農業プロジェクト。
“美味しい” という感動が生む壮大なパワーを信じて、持続可能な循環型農業の発展を目指して事業を着実に拡大してきました。

今回、現地の様子や私達の思い、パートナーの皆さまやお客様の思いをお伝えすべく動画を3本作成したのでご紹介致します。

・【ちとせグループ 東南アジア農業プロジェクト紹介】”美味しい”という感動が生む壮大なパワーを信じて
https://www.youtube.com/watch?v=cJAgYjLZr88
→キャメロンハイランドの生産現場や現地の様子などがご覧いただけます。

・【ちとせグループ 東南アジア農業】Grower木下のインタビュー「My Life as a planter in Malaysia」
https://www.youtube.com/watch?v=uTMF_DyLtGo&t=18s
→東南アジア農業プロジェクトの責任者である木下が、次世代に残すサステナブルなものづくりを目指して歩んできたこれまでの10年間と今後の展望についてお話しています。

・【ちとせグループ 東南アジア農業】地域の皆様と共に1歩ずつ ~1000年先の未来へ~
https://www.youtube.com/watch?v=9oymnBGeABg
→東南アジア農業プロジェクトの取り組みを通じて、実際にマレーシアやシンガポールでちとせの商品がどのように親しまれているか等、現地パートナーの皆さまや、実際に購入いただいたお客様からのコメントをお届けします。

 
 

 

● 編集後記(という名のもはやコラム)

昨年の夏、科学技術と医療の力にここぞとばかりにお世話になり、娘が生まれました。

私は一昔前ならお産で死んでたタイプだし、
高度不妊治療ができなかった時代なら娘は存在しなかった
科学技術と医療の進歩に対してこんなにも感謝したのは人生で初めてだったように思います

写真で見たあの胚盤胞が分裂を繰り返してぐんぐん成長し、今、10キロの人間として目の前にいるなんて、こんなの奇跡以外の何物でもない
娘を生んでからというもの、そのへんにいるおじさんを見ても、奇跡の塊だ・・なんて考えてしまう始末
どの命も奇跡で大切で、どの命も幸せであってほしいなんて、
まるで聖母マリアのような気持ちになることが増えた気がします
(聖母マリアの気持ち、知りませんけど…)

本当に文字通りぐんぐん成長している娘
お腹の中で500gですと言われたときから今に至るまで、
ず〜っと成長曲線の一番上のラインを爆走し続けています
10ヶ月で10キロ。ちょっと重すぎやしないかしら?
ま、その重みも厚みも、愛おしくて仕方ないんだけどね…!

ということで、
HOT TOPICSをお休みしていた1年半の間、
ちとせも娘もぐんぐん成長し続けていましたよ〜
というお話でした!(ふ〜、なんとかタイトル回収した!)