みなさまこんにちは!出口です。
更新をおサボりしていたらあっという間に今年が終わろうとしていました。

やらねばならぬこと、やりたいことだけは沢山あって、そのことを考えていたらわくわくするより焦る気持ちでいっぱいになり、時々フリーズしかける日々。
いや、ひとつずつやるしかないんだよな、と我に返り、粛々と進めるも、ついついそこから派生してしまいまた別の世界へ・・・。そんなことを繰り返しながら前に進んでいるのかいないのか。時々誰かにベタづきであれこれ指示されながら仕事したいなという気持ちになったり。得てしてそういうときは心が弱っているときなんですけどね。

前置きはさておき、とりあえず今日はこの記事を粛々と書こうと思います・・!

 

● マレーシア クチンに建設中の5ha規模の藻類生産設備が完成間近!

2020年秋より、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの委託事業として、マレーシア クチンの石炭火力発電所 Sarawak Energyの敷地内に、世界最大規模となる5haの藻類生産設備の建設をすすめています。

▶関連するプレスリリースはこちら
バイオジェット燃料の普及に向けた5ha規模の藻類培養設備の構築および長期大規模培養の実証をマレーシアで開始〜NEDOの委託事業に採択〜
https://chitose-bio.com/jp/news/3514/

コロナや戦争の影響をもろにうけ、物資の輸送が遅れる/手に入らない等の理由で当初の予定より半年ほどスケジュールが遅れている状況ではありつつも、着実に完成に向けてすすむC4(我々が社内で呼んでいる名称でChitose Carbon Capture Centralの略です)の建設。

どのくらい進んでいるかは、なんとなんと、Google Mapで確認いただくことが可能…!

https://www.google.com/maps/place/Sejingkat+Power+Corporation/@1.639292,110.4607307,671m/data=!3m1!1e3!4m5!3m4!1s0x31fbae8526ddd47b:0xf4be64df526b1052!8m2!3d1.6376805!4d110.4638043?hl=ja-JP

Google Mapの航空写真ではわかりにくいのですが、2019年に公開した1,000㎡規模の藻類生産設備のようなフォトバイオリアクター(以下の写真)が50倍の規模で並んでいるところをイメージいただくといいかなと思います。

ちとせグループが設計・監修を行った、サラワク生物多様性センター(Sarawak Biodiversity Centre)敷地にある藻類生産設備 (マレーシア・サラワク州)
https://chitose-bio.com/jp/news/2657/

我々が本気で目指す、藻を基盤とした産業構造で成り立つ世界をつくるには最低でも2000ha、今回建設している設備の400倍規模の設備が必要。つまり、まだまだ生まれたてのヒヨコレベルではあるのですが、それでも、Google Mapで確認できるほどに巨大な設備を作っているのだという事実に感動せずにはいられない。

ここ数ヶ月、実際に現地に足を運んだメンバーも多く、まだ足を運んでいない私もそわそわするくらいに皆熱い感想を語っていたのでここでご紹介したいと思います!

◯CEO藤田(世界中から偉い人が集まるWEFのオンライン会議にうっかりパーカーで参加したしゃちょー)

年齢もキャリアもバラバラなちとせのメンバー達と、多様な人種で構成される現地の協力会社の皆様とが一緒になって「ここから世界を変えるんだ!世界が変わるんだ!」と皆が心の底から信じて、設備の拡張と格闘している現場は、ただその場に居るだけでこちらも心の底から力が漲ってくるような現場です。訪問するたびに徐々に最終的な姿に着実に近づくC4を見ながら、早くこの設備を世界中の人に見せて未来を共有したいという気持ちでいっぱいになります。

◯COO釘宮(最近、法務の人材が充実してきてちょっとだけほっとしているCOO。今ハマっているのは鎌倉殿)

9月の終わりに、3年ぶりにクチンに足を運びました。
クチンは人口約65万人を擁するサラワク州の州都で、C4は市街地を通り抜けて車で1時間の湿地帯にあります。
C4には、とにかく物凄いエネルギーが溢れています。
強い日差し。汗。笑い声。ボコボコと曝気音を立てるリアクター。藻の匂い。
3年前には用地どころかNEDO事業すら存在していなかったところから、パンデミックによる度重なるロックダウン、ウクライナ侵攻に伴う物流停滞、円高による予算見直しと、次々と降りかかる難題を何とかして、本当によくここまで形にしたものだと、ただただ驚かされました。

こんなところで農大生(知らない人)
◯Executive Officer 笠原(常にめちゃくちゃ忙しいはずなのにいつでもフットワーク軽く快く協力してくれる超人)

写真だけだと、すでにしっかりとした設計図が存在し、あとは作るだけのように見えますが、実際には、より効率的により安定な設備を作っていくための試行錯誤が続いていました。その検討作業は日中炎天下で行われます。私も滞在中現地で暑さ対策万全に作業を一部お手伝いしましたが、とても過酷でした。日本の工事現場で使われているようなファン付きジャケットなど色々と日本で買い込み、試しましたがどれも力不足でした。それでも皆さん明るく前向きに、現地の建設作業員や研究員と共に世界を変える設備を作っているという一体感を感じることができました。今後さらなる拡大に向けた継続的改善に期待が膨らみました!

◯MATSURIプロジェクトのPR/広報担当 並河(20数年前、サーフィン中にインドネシアの海のど真ん中で一人取り残されるも4時間かけて陸にたどり着いたという逸話をもつ男)

世界中の人々に“MATSURIプロジェクト”を知ってもらいたい!

はじめまして!MATSURIプロジェクトのPR/広報担当をしている並河です。
普段は裏側でコツコツとプロジェクトの情報発信やネタ作りなどに追われていますが、
先日、世界最大級の藻類生産設備建設を行っているマレーシア(クチン)に行ってきました!
その時の様子や是非読者の皆さまにお伝えしたい内容を書きたいと思います。

え?何が世界最大級??という声が聞こえてきそうなので、お伝えしておこうとおもいますが・・私たちが取り組んでいるMATSURIプロジェクトの根幹となる「藻」を世界最大規模で培養する設備のことです!「藻」は私達が普段使いしている「石油」「食品」「繊維」はもちろんですが、飛行機を飛ばす燃料やプラスチック、塗料等々、とても幅広い分野の代替原料と成り得るんですよ。

すごくないですか?その生産設備が現時点では約5ha(東京ドーム約1個分)まで出来上がっているということで、設備の壮大さや現場で働くメンバーの「熱い想い」を今後発信する動画や写真にしたくて行ってきちゃいました。

※想像を絶する日差しの中で作業するスタッフを撮影!(僕のお気に入り♬)
「藻」の産業を構築するために、泥だらけになり奮闘している様子です。
これは、世界最大規模の生産設備をドローン撮影した後、皆で確認しているところ!(最高のメンバー♬)自分たちが作り上げた設備の壮大さに動画を見ているスタッフも思わず笑顔が・・。

今回のマレーシア訪問では、世界最先端の技術を持ちながら世界最大規模の培養設備を作り上げている一部を取材してきましたが、日本に戻ってきてもワクワクが止まりません!
日本を代表する企業や行政と一緒に作っている“藻”由来の産業構築プロジェクトMATSURIを一人でも多くの方が応援してくれるきっかけになれば嬉しいです。

◯MATSURIプロジェクトの事務局担当 大嶋(往復52kmかけて自転車通勤していたほどの自転車好き)

藻類産業構築プロジェクトMATSURIにて、事務局を担当しています。たくさんのパートナー企業の担当者様とコミュニケーションを取っており、MATSURIに参画している、又はこれから参画する企業の方々にC4の現状を解像度高く伝えるために、現場を訪れ、また作業の一部を体験させてもらいました。C4は世界初の取り組みである為、組み立てに必要な丁度良い治具や工具が世の中には無く、道具等も手元にあるもので自作してしまいます。

写真は、その道具の一つを運ぶ現地駐在員の江口さんと私です(写真右)。高いお金をかければ専門の業者が作ってくれるのかもしれませんが、それでは建設コストが上がってしまうだけ。自分たちで試行錯誤し、端材でさえも部品に変えてしまう現地の方々の知恵には、ただただ脱帽です(帽子被ってますが)。一つ一つの作業が、新しい産業を構築することに繋がっているのだと肌で感じました。

◯知財担当 稲森(趣味は散歩で自宅周囲4km以内の道は路地裏まで全部歩きつぶした新卒入社3年目の若者)

世界最大規模の培養設備を作る中で、建設に携わるメンバーが様々な工夫を凝らしています。その工夫を特許にするために、私はこの設備を訪問しました。世界初の試みなので、計画段階では予測できなかったトラブルがいくつもあり、そしてそれを解決するための様々な試行錯誤が聞けて、とても興味深い時間でした。
また現地スタッフとちとせのメンバーが協力して建設に励む姿に大変刺激を受けました。
訪問当時は一部の設備を使ってのテスト培養が始まった段階でしたが、本格稼働して、培養設備が緑一色になる日が楽しみです。

実は現在、このプロジェクトに関するとっても素敵な紹介動画を作成しています。
もうすぐお披露目できる予定なのでぜひ楽しみにしていてください・・・!

● JAL サステナブルフライトの機内食にタベルモ採用

近い将来、すべてのフライトをサステナブルなものとすべくCO2排出量実質ゼロを目指すJAL。そんなJALが一足先にサステナブルなフライトを体験できるスペシャルツアー「サステナブルチャーターフライト」を11月18日に羽田→沖縄間で運航し、その機内食にちとせの展開する商品で環境負荷が低くヘルシーな食材である生スピルリナ「タベルモ」が採用されました!!

▶JALのCO2排出量実質ゼロ「サステナブルチャーターフライト」の機内食に生スピルリナ「タベルモ」を活用したハンバーガーが登場
https://chitose-bio.com/jp/news/4872/

当日はちとせから3名のメンバーが実際にサステナブルフライトを体験してきました。
(内1名はご主人連れでの完全なるプライベート参加だったそうなのですが、ちゃっかり日テレのNEWSに写り込んでしまっており、自分から暴露してくれました笑)

◯タベルモ広報 兼 輸出入担当 伊東(自家栽培するほどのパクチー好き、コナンは全巻読破、愛車はベンツで様々な仕事をこなす多才なお姉さま)

皆さまこんにちは。伊東です。

さて、ご紹介の通りタベルモがJALの「サステナブルチャーターフライト」という大きなイベントフライトの機内食に採用されました。
以前より年単位で継続して営業活動を続けてきた担当の熱意と、タベルモのサステナビリティと品質が認められた大変嬉しい結果です。

採用が決まったとはいえお客さまのためのフライトなので、多くのマスコミと関係者が搭乗しますが、タベルモ用に席が確保されているわけではありません。
ただどうしてもお客さまの反応が気になるのとタベルモの晴れ舞台を応援し見届けたい一心で、一般向けの抽選に並河と伊東がエントリーし、並河が落選するという想定内のアクシデントを経て、当日には席の確保もなんとか整い2名搭乗することとなりました。

最近は空港の利用者もだいぶ戻ってきておりチェックインフロアも賑わってはおりましたが、その中でも一際人だかりができている場所がありました。マスコミがお客様にインタビューをするために集まっているようでして、伊東もチェックイン直後に朝日新聞の取材を受けました。しかし期待の機内食の話をするうちに前のめりな営業トークになってしまい、反省。

搭乗ゲートに移動すると、そこにはさらにマスコミが集まっておりました。これだけのマスコミが集まるとは、さすがです。

人だかりの先を覗いてみると、機内食やサステナブル素材の紙コップなど今回のフライトに関わる全てのものが展示してありました。
最大の目的、機内食バーガーの写真を撮ろうとしましたが正面のベストポジションには長蛇の列。諦めて斜めから撮ることに。

飛行機好きの皆さまは興味が機体に集まるのかと思いましたが、機内食が大人気で注目度の高さを実感できました。

ここで日本テレビから取材を受け、並河が今回の機内食と今後のバイオ燃料への期待についてカメラの前で熱く語ります。
カメラが止まった後に、取材陣にタベルモのこと、MATSURIのことを説明させていただきました。
残念ながらオンエアではカットとなってしまいましたが、多くの方に藻類のことを知っていただき、興味を持って手に取り選択していただけるように地道に、積極的に動いていかねば、と改めて感じました。

するとそれを側で興味深く聞いていた、博報堂や、他のメディアからも声がかかり説明させていただくことに。
ここはなんと素晴らしい場所なんでしょう、と搭乗までメディアとの出会いを求めてウロウロしておりました。

機内に入ると、クラスJと普通席には、座席に紙袋に入れた機内食が一式置いてありました。
マスコミ関係者は機体最後尾の普通席に集まっており、普通席前方とJクラスは一般客の方がほとんどでした。
並河と伊東は潜入調査員なので、クラスJと普通席に分かれて周囲の反応にアンテナを張り着席。
機内ではサステナブルをテーマにしたトークセッションと、フライトや機内食の説明が放送されており、ほとんどの方が放送を聞きながら機内食の袋の中身を興味深く眺めていらっしゃいました。

機内では「バズ・ライトイヤー」最新作を視聴できましたが、機内放送9.5:バズ0.5くらいの割合でサステナブルへの関心はバズに圧勝いたしました。

機内食の詳しい説明が始まりますと、待ち望んでいたかのように多くの方が袋を開けて機内食を召し上がり始めました。

「タベルモ」「スピルリナ」というワードが機内に流れ、初めて耳にする食材名に「スピルリナ?何?」という声も。
タベルモ入りバンズはタベルモの無味無臭を活かしていただいており、バンズの風味食感を損ねずほんのりと適度な緑色。
大豆ミートは食感は肉汁の少ないあっさりした肉でしたが、タベルモの「エコマヨ」がしっかりと味を出していたため、満足感のあるバーガーでした。周りのお客様も「うん、うん」と頷いていらしたので、一安心。

機内食もフライトも充実の内容であっという間に沖縄、那覇空港に到着。
羽田でも暖かくお見送りしていただきましたが、那覇でも暖かいお出迎え。
サステナブルな未来のフライトにタベルモがあるという喜びと、JALの皆さまの暖かいご対応で、とても充実した時間となりました。

今後もMATSURIプロジェクトと一体となって、いろいろな企業様と一緒にサステナブルな未来に向けての活動に積極的に参加してまいりたいと思います。
こんなに美しい夕陽(日没に間に合わなかったので沈んだ後ですが)を千年後まで大切にしたいですね。

● BioJapanにてあちこちのブースに参加させていただきました

毎年秋に横浜で開催される、バイオビジネスにおけるアジア最大のパートナリングイベント BioJapan。3日中、1日だけ足を運んだのですが、コロナ以降、最も多くのちとせメンバーにまとめて会える機会となりただただ楽しくてたまりませんでした!
すっかり会ったことあるつもりだったけど実はオンラインでしか会ったことのなかったメンバーも多数。2年ぶりに会うメンバーもいたり、大学の恩師にもばったり会えたりと、貴重な1日でした。

◯社内外のコミュニケーション促進担当 山口(はるちゃんの愛称で親しまれる優しく柔軟な癒やし系ガール)

10月12〜14日にパシフィコ横浜で開催されたBioJapan2022にて、日頃から協業させていただいている他機関の7展示ブースにちとせグループも一緒に参加させていただきました!

8月上旬、Slackで藤田さんからの「今年のBioJapanはどのぐらいお声がけいただいているの?」というメッセージから始まったちとせグループのBioJapan2022。今年は過去最多の展示ブース数となり、期間中は総勢約40名のちとせメンバーが参加しました。

日頃からセミナーや講演会等にお声がけいただくことが多いメンバーですが、事業分野や拠点の垣根を越えこれだけの人数が一同に集結するイベントは初めてのことで、折角なのでこれを機に多くの方にちとせの繋がりを通じて各ブースに足を運んでいただきたい。そんな想いを込めて社内では横の連携をとりながら臨みました。おかげさまで来場者の皆様には、バイオ生産やヘルスケアのブースをきっかけにMATSURI(藻類産業)や千年農業のブースにお立ち寄りいただくなど、ちとせが関わる幅広いバイオの分野をご紹介できた機会となりました。

<展示ブース詳細>

医薬品事業では、次世代バイオ医薬品製造技術研究組合の川崎集中研における研究開発事業での成果発表でちとせ研究所 取締役CTO堀内とPrincipal BioEngineer平井が講演を行い、「遺伝子治療用のベクターを高生産する新規国産細胞株の取得に成功した件」について日経バイオテクに取り上げていただきました。今後、取得した細胞はちとせの育種技術によってウイルス産生能の向上を図り、2023年度中には実製造に使用可能な細胞株の樹立を目指していきます。※記事はこちらから。

平井の取材終了後、講演を聞きに来ていた医薬品事業メンバーと一緒に記念撮影

その他、NEDOブース内プレゼンテーション「バイオとデジタルで広がる明るい未来」にて、ちとせ研究所 Manager 兼 ちとせグループTwitterの中の人柳町が「AIを活用した自動培養制御システム」という題でAI×発酵のバイオ生産におけるコンボリューショナルデータを用いて目指す将来像について、(一社)日本微細藻類技術協会 事務局長 野村(ちとせからの出向社員)が「微細藻類の産業化に向けた取り組みとIMAT基盤技術研究所の紹介」という題で講演を行い、多くの方にご聴講いただきました。

プレゼンに向け社内メンバーと何度も議論しながら完成した資料で発表

昨年のBioJapanで展示した藻鶴を制作した切江が、今年は新たに「フリーズドライした藻」で顔料を作り、ちとせのロゴである鶴を描き提灯をデザインしました。提灯の最後の仕上げとして、長岡市磯田達伸市長に藻類由来の顔料で長岡市の文字を書き下ろしていただき、佐賀市と長岡市の自治体ブースに展示させていただきました!

限られた時間でしたが長岡市ブースにて対面できた長岡市 磯田市長とちとせグループ代表藤田
写真スポットとなった藻提灯前で佐賀市バイオマス産業推進課 江島課長、(一社)さが藻類バイオマス協議会 中溝さんとちとせメンバー
今回初参加で自治体ブースを任された若手メンバー、2020年度と2022年度新卒入社組のよっしーとひじり

実は社内では会期中、シンガポールから来日していた藤田をはじめ、北海道や長岡、石川、広島など各拠点に住むメンバーがパシフィコ横浜に大集合しており、「会場内のどこを歩いてもちとせメンバーに会う!」という嬉しい悲鳴があがっていました。日ごろからオンラインでしか会ったことがないメンバーも多く、気が付かないまますれ違いそうになるメンバーを、「あ!!○○さん!」と引き止め、”お疲れ様です”、”初めまして”の挨拶や記念撮影が頻繁に行われていました。

ちとせメンバーで話していたところに通りかかった長岡市在住のワタベルこと渡部と一緒に”ワタベルポーズ”
昆虫、海洋生物、植物等が大好きな能登半島在住の中町も参加しヘルスケア事業メンバーも会場に大集合

BioJapan2022では10/12〜14の3日間で合計15,813名の方にご来場いただいたと報告されております。前年比140%を越える約800社・団体からブースが出展され、ちとせグループの関連ブースだけでなく会場は多くの人で賑わっていました。ご来場の目的は異なるとは思いますが、改めて社会からバイオ業界への興味関心が高まっていること、各機関様がバイオ技術を用いたよりよい社会の実現のため力を入れて取り組まれている様子を伺うことができました。

今回参加したちとせメンバーからは、ブースに足を運んでいただいた皆様とお話する中で新たな視点や今後の課題を発見できたとのコメントも上がっておりました。周りの方々との出会いを大切にしつつ、ちとせグループ社員一同、1000年先の未来へ向け世界をバイオ化するために邁進して参ります。もしちとせの活動にご興味をお持ちいただき、協力/参加していただける方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
「これはちとせと一緒に取り組める内容か?」等のご質問もお待ちしています。

末筆ではございますが、今回お声がけいただきました7機関の皆様に心より御礼申し上げます。

● 編集後記(という名のもはやコラム)

ふと気づいたらいつも今年もあと少しですねーという話をしている気がしますが、今年もあと少しですね。

年末ってついつい色々と整理したくなったり忘年会とかこつけて飲みに行きまくりたくなったり、今年最後の力を振り絞って仕事を頑張ってみたり、もう今年も終わるしこのくらいでいっかーと諦めたくなったりと、年末であることを理由にどうにでもできちゃう感覚があって結構好きです。

時間の流れとしては昨日も今日も今年も来年も別になんの違いもないけれど、区切りがあることで何かを頑張れたり気持ちに整理をつけられたりもするから、やっぱりフェーズで分けることって必要だよねと思ったりもします。

ここ3年ほどコロナの影響で、年に一度シンガポールやマレーシアからもちとせメンバーが一同に集まるキックオフが開催できていなかったのですが、そろそろやってもいいのでは・・?という気がしていたところ、先日社長の藤田からもキックオフやらないの?と言われまして(え、それはこっちのセリフ・・と喉元まで出かけたけれど、あ、これは私の仕事だったのね・・・と認識させられました)、やはり区切りとしてあったほうがいいよね!リアルコミュニケーションが不足しているのもあるし、大事なイベントだよね!ということで、来年度は開催するつもりでやることリストに追加して、目の前にある山積みの仕事に戻りました。

日々ゆるりと変化していくこともあるし、
区切りをつけて切り替えることもあるし、
生きていくうえではどちらも必要なことですね。

年末にかこつけて果たしてどこまで頑張れるか、果たしてどこで諦めるのか、
自分でも自分がわからない、この感覚さえも楽しんで残り数日の2022年を過ごしたいと思います。

皆様良いお年を!