ちとせはこれまで、事業ごとに会社を分け、それぞれの会社ごとに資金調達をする戦略、つまり、それぞれのプロジェクトを会社として羽ばたかせることを優先した戦略で動いていました。しかし今の時代、評価額10億ドル以上のユニコーン企業のような大きなベンチャーに注目(資金?)が集まるという風潮があります。
また、ちとせで取り組んできたプロジェクトの中で3桁億円レベルの資金が必要なプロジェクトが増えてきたことから、各会社ごとに莫大な資金を集める機能を持つというのは難しくなってきました。

そこでグループの成長戦略に合わせて、“メガベンチャー” という強みを活かせるようにホールディングスで資金調達をする戦略へと方向転換しました。
そしてこの戦略変更に伴い、ロゴマークをシンプルにCHITOSEのみに変え、鶴+CHITOSEの視認性をアップさせました。

実は昨年度から、腸内細菌の共同研究を行っている香川県のJリーグチーム『カマタマーレ讃岐』のユニフォームにロゴを載せていただいているのですが、旧ロゴだとCHITOSEの文字が細すぎて目立たなかったというのもリニューアルを決意するきっかけになった出来事です。

▶シンボルの鶴マークやフォントに込めた想いなどは以下の記事参考
https://journal.chitose-bio.com/hottopics52/#a

今後、世界中でバイオエコノミー産業が本格的に立ち上がり、石油から作られているものがどんどんバイオ由来に置き換わっていくと考えられます。

ほんの5年程前まではバイオ由来の石油代替品に対して投げかけられる言葉は、「で、それいくらでできるの?」でした。
ところがここ最近では、「で、どれだけの量できるの?」に変わってきました。
この変化はつまり、高くてもバイオで作ろうという世界に変わってきたということです。

鶴マークが付いていれば安心できるバイオ製品であり、”鶴マークの存在=世界がバイオエコノミー色に染まっていくことの象徴” となるよう、メンバー一同着実に前進していきたいと思います。