まだまだ謎の多い発酵の世界。これまで発酵は、つくり手の経験値、いわゆる「職人の技」を頼りとしてきたため、その仕組みはほとんど解明されてこなかった。その謎めいた発酵をAIに学習させてデータ化することで、高品質なバイオ資源の開発を進める研究事業が始まっている。国内の大学、企業、行政が集結するこのプロジェクトにおいて、事業のハブを担う「ちとせ研究所」の笠原堅氏に話を聞いた。

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