シンガポール・マレーシア・ブルネイの拠点と、そこで働くメンバーの活動情報をお届けしていく「東南アジアの風景」
前回のコラムから1年近くたってしまいましたが、みなさん、お元気でしょうか。
今回は、ちとせ野菜のなかでも大人気のトマトについてご紹介します!

■File.4:ちとせトマト

そのまま食べるのはもちろん、ハヤシライスやミネストローネ、様々な料理に変身するトマト。
その美味しさや料理のバリエーションの豊かさから、こどもが好きな野菜ランキングでは10年連続首位です!
かく言うわたしも、スーパーで真っ赤に熟れた美味しそうなトマトを見ると、ついついカゴに入れてしまいます。

マレーシアでちとせのトマトは、日本のトマトと同じぐらい美味しいと喜ばれているそうです。
育てる環境が違うのにどうして?と疑問がわいたので、さっそくキャメロンハイランドを拠点として東南アジアの農業プロジェクトを担当している片岡に色々聞いてみました。

ー栽培するうえで、どんなことにこだわっていますか??
「量より質を重視しています。水分ストレスを一定量加えることで、収穫量は下がるんですが、そのぶん甘さがギュッと詰まる。それから夜はしっかり冷気で冷やして、昼はたっぷりと太陽に当てる。完熟期までしっかりと太陽を浴びせ、真っ赤になってから収穫しています。それと、しっかり農場をモニタリングすることで、病害虫の早期発見と早期対処が可能になり、通常より少ない農薬量で栽培できています。」

たっぷり太陽光に当たったトマトはすごく健康なイメージがありますね。
私が普段スーパーで購入しているトマトは、皮が少し硬くて甘みより酸味が強いものが多い印象があるのですが、

ー日本のトマトやマレーシアの他の農家さんのトマトとの硬さや味の違いはあるんですか??
「完熟で収穫するため、果肉はジューシー、Brix 8-9なので味は甘味が強く (*Brix 甘さの指標の一つ)、うま味もしっかりのっています!」

一般的なトマトのBrixが5-6ぐらいとのことなので、本当に甘みが強いんですね!
こだわりがたくさんつまったちとせのトマト、美味しいはずです^^
ちなみにマレーシアのメンバーおすすめの美味しい食べ方は「そのままでも美味しいけど、グリルやフライパンでソテーにすると濃厚な味になって非常に旨いっす!」だそうです。
キャメロンから送られてきた、トマトが乗ったピザの写真もすごく美味しそうでした。

 

 

 

 

実はコラムをストップしていた数か月の間、産休育休でお休みしていました。
すくすく育っている娘もトマトが大好き🍅
いつかちとせのトマトを食べさせたいと思っています!!

 

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